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このブログを始めた理由|祖父の畑と、私の小さなベランダの物語

はじめまして!
「ほーむめいど野菜」を見つけてくださり、ありがとうございます。
管理人のみのるです。

郊外のマンションの、決して広くはないベランダ。
そこで土をいじり、種をまき、芽が出ると「おっ、来たか」と声をかけ、収穫の日が来ると子どものようにはしゃぐ──そんな暮らしを続けている、ごく普通の家庭菜園好きです。

農家でもなければ、植物の専門家でもありません。
虫が来ればうろたえるし、枯らしてしまう日もあります。
でも、自分の手で育てた野菜を食卓に並べた時の「これ、うちのベランダで採れたんだよ」と言える喜びは、何年経っても色褪せません。

原点──祖父の畑の、あの味

私には、今でも鮮やかに残っている食の記憶があります。

子どもの頃、実家に帰ると、庭先の小さな畑で祖父がいつも何かを育てていました。
畑から採ったばかりのミニトマトを、洗いもせずにそのまま口に放り込む。皮がパチンと弾けて、甘酸っぱさが口いっぱいに広がる。あれは、太陽の味がしました。
泥付きのまま掘り出したさつまいもを、そのままふかして、家族みんなでホクホク言いながら頬張った夏の夕暮れ。みずみずしいオクラを刻んで、ご飯にのせて食べた、あのねばねばの幸福感。

祖父の野菜は、スーパーのどんな立派な野菜よりも力強くて、記憶に残る味がしました。
「いつか自分でも、あの感動を再現したい」──漠然と、でも確かに、その憧れはずっと心の中にありました。

失敗だらけの、ベランダ菜園デビュー

大人になり、ようやく自分のベランダで家庭菜園を始めた時──現実は、想像よりずっと厳しかったです。

水やりをしすぎて根腐れ。気づいたらアブラムシが大量発生。楽しみにしていたトマトは、赤くなる前にポロッと落ちる。
ネットで育て方を調べても、情報が多すぎてどれを信じたらいいのかわからない。完全に「情報迷子」でした。
「……自分、才能ないのかも」と諦めかけたことも、正直に言えば、一度や二度じゃありません。

それでも諦めきれなかったのは、やっぱり、祖父の畑のあの味を知っているからだと思います。

そうして試行錯誤を重ねた末に、ようやく収穫できた、たった一個の小さなミニトマト。
形は不格好で、お店で売っているものよりずっと小さい。
でも、そのトマトを口に入れた瞬間──あの太陽の味が、蘇ったんです。

不格好な一個のミニトマトをベランダの手すりに座って食べながら、涙が出そうになりました。
「この感動を、同じようにうまくいかなくて悩んでいる人と分かち合いたい」
──それが、「ほーむめいど野菜」を始めた理由です。

このブログで大切にしていること

ここに書いてあることは、私がこの小さなベランダで、実際に種をまき、失敗し、悩み、そして学んだことが中心です。
もちろん、私のやり方が唯一の正解ではありません。環境が違えば、結果も変わる。

だからこそ、自分の体験だけに頼らず、農林水産省の情報や種苗メーカーさんの栽培ガイドなど、信頼できる情報源と照らし合わせるようにしています。

そしてもう一つ、決めていること。
それは、うまくいかなかったことも、正直に書くということです。
「枯れた」「虫にやられた」「全然実がつかなかった」──そういう失敗の中にこそ、次の成功へのヒントが隠れていると、自分自身の経験から痛いほど知っているからです。

ベランダしかなくても、大丈夫

「うちのベランダ、日当たり悪いんだけど……」
「虫が苦手で、どうしても手が出せない……」
「過去に何度も枯らしてて、もう自信がない……」

もしそう感じているなら、このブログはきっと役に立てます。
ここは、広い畑を持つプロ農家さんのためのサイトじゃありません。
限られたスペースと時間の中で、暮らしに「緑」と「収穫する喜び」を取り入れたい。そんなふうに思っている、すべての人のための場所です。

読んでくださっている、あなたへ

いつも「ほーむめいど野菜」に来てくださって、ありがとうございます。
あなたのアクセスやコメントが、次の種をまく一番の原動力です。

このブログが、あなたの毎日の食卓に、ほんのちょっとの「自分で育てた」という誇りと楽しさを添えるお手伝いになれたら。
それだけで、十分すぎるほど幸せです。

小さな種から、食卓へ。
その感動を、あなたと一緒に味わえる日を楽しみにしています。

みのる